2009年07月01日

BUDDHA

引っ越して、片付けをしていたら手塚治虫さんの

ブッダ(仏陀)が出てきました。

BUDDHA

第5巻と6巻

手に取ったのは6巻

丁度シッダールタが悟りを開く巻です。

ある不幸な出来事に次々と合ってしまい、

絶望と怒りの中でもがき苦しむ巨人が川を渡って来た所

そこに菩提樹でしょうか?

その木の下にシッダールタが座っていました。

シッダールタ「天使か悪魔か?」




         



大男     「人間だ」

        「坊主なら答えろ、なぜ人間には幸福な人と不幸な人がいる?」

シッダールタ「わけを話してみなさい」

大男が経緯を話しました。

シッダールタは、大男の母親が亡くなった時、お前の母親はもっと辛かったのでは無いか?
他にも大男を取り巻く色んな人も、もっと辛い思いをしている人たちが沢山いると話した。

シッダールタ 「この世に幸福な人なぞいやしない」

大男      「ではなぜ人間は存在するのか?

シッダールタ 「木や草、山や川 この世のものは全て意味があり、
         お前自身、いないとこの世は成り立たない」

大男      「じゃぁ、俺はこれからどう生きればよいのだ」

シッダールタ 「その川を見なさい、川は偉大で、何万年もそこに欲も出さず
          自然のまま流れている しかも大きく美しく恵みを与えてくれる」
         「おまえも巨人だ、行き方次第で川のように偉大にもなれるだろう」

ここでシッダールタは、この世の事を感じ、ブッダとなったと言う内容。

シッダールタは、自分がつい言ってしまった事は、自分に対して教えた事だとも
解釈し、これが悟りとなったのでしょう。

以前20代の時、全編読んで感じたのはブッダ自身、凄く特別な人ではなく

人として、様々な出来事や体験を通じて、苦しみ、悲しみを乗り越え

多方面から物事を考える事が出来るようになった人物。

なのかな?と思います。

もっと良い表現があるかもしれませんが私に表現できるのは

このような感じですね。

手塚治虫マンガは、人生で何度も読める、その時その時で

感じる物が違うマンガだと言う事を感じます。

皆さんも興味があれば読んで見て下さい。

今日の朝、これを手に取ったのも何か意味があるのかもしれません。

MIYATA


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Posted by アミー at 10:17│Comments(0)Guest
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